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2012.08.17
No.141 『無意識行動 内側(4)』

 誰かに認めてもらいたい。自分はなぜこんな大変なことをずっと続けているのだろう。もしここで止まったら、それは許されることはないのだろう。止まることもできない、進むこともできない。そんな中で、やはり進むしかないのだと思い知らされるところまで追いつめられたとしたら、その時、人は本当の意味で、前進する人間にだけ、与えられる勇気が湧いてくるように思います。まだ、楽が出来ると思っている間は周りや誰かのせいにして、動くことが出来ないのです。
 そんな時、自分のことを信じて暖かく見守ってくれる人が存在しているからこそ力を発揮することが出来るのではないでしょうか。私たちは何かをやろうとしたとき、自分にはそんなことは出来ないと無意識にブレーキをかけてしまいます。そのブレーキを外すきっかけを作るのは、人からの信頼、自分を見守ってくれる愛に他ならないように思います。子供の時には、それは母親の愛情にほかならず、無償の愛がそこにあったとき、子供は何をおいても、勇気づけられることでしょう。
 どんなに裕福な家庭に生まれても、そこに愛情を感じることがないのは、とても不幸なことです。成績の良いことや、良い子であることが、自分を愛してくれる条件であるということを、子供たちは体で感じてしまうのです。 
 本来は、どの子も勉強を理解できる能力を持っています。しかし集中できなくなったとき、動くことが出来なくなってしまうのです。人より出来る自分でありたい。平均点に比べて上でありたい。これ以上は怒られたくない。周りに出来る自分でありたい。これはみんな自分の外側の要因に向かって動かそうとしているのです。自分の内側から湧くものにはならないのです。前進することが出来なくなって、停滞するわが子を、歯がゆく感じるあまり、塾に救済を求めてくるお母さま方も、
子供を動かそうとしますが、自分自身を振り返ることは、とても少ないのです。この時、わが子が自分で動くことを望むお母さんは、口うるさく言うことを反省します。
 私たち講師も、もちろん彼らを自分の意のままに、
動かそうという意識が働いた瞬間から、子供たちが気を散らしてしまうことを、知らなければなりません。彼らの能力を信じ、彼らの助けになると決めた講師には、必ず子供たちはついてきます。目の前にいる人間が、どこに意識を向けているか、はっきりと感じ取ることが出来るからです。自分を信じ、一緒に感じてくれる相手を目の前にした時、人は素直になり、この人間のために自分を動かす勇気が湧いてきます。
 いままで、外側に向けて理由を探し、楽に抜けられる良い方法はないものかと、気を散らしていた人が、自分を本当に愛してくれる人間から、厳しくされて、初めて自分の内側の声に耳を傾ける時なのではないでしょうか。社会に役に立つ人間は、物事の法則性を探そうとします。目の前のことを、短絡的に一時しのぎの、楽な方法で乗り切る欲望だけの人間は、
愛したことも、愛されたこともないのです。丸暗記脳はそうして作られるのです。

続く

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