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2012.01.16
No.111 『歩み NO.1』

 マザーアップルズは、講師と子供、どちらも、感性豊かなリーダーを育てる学校にしなければならないと、痛切に感じます。それは、単に成績が良いということではなく、目の前にいる相手に答えようという子供と、それを心から歓べる講師との関係をお互いに知ったとき、彼らが同じ関係を、違う環境でも必要であると感じる人間に成長するはずだからです。
 なぜ、それが必要であるかをはっきりするために、私は塾が開業してから今に至るまで、多くの試みをしてきたことについて、書かなければならないと感じています。多分、その試みは、多く学校で試されているかなり近い方法なのかもしれません。考えられる限りの、多くの方法が試されてきました。
 人に物事を教えようと試みても一向に物事が伝わらないとき、たいていの場合、私たちはもっと簡潔に伝えようとか、例題が少ないせいだとか、方法を変えれば何とかなると考えます。
 塾を始めた当初、私は子供たちの勉強する姿勢や、表情を失った能面のような顔に驚きつつ、一般的な問題集を使って解かせたときの反応に、何かとんでもない異常なことが起きているような感じを受けました。
 しかし、原因がいったい何なのかまったく分からず、その原因を外部に求めていました。多くの試みをしていく中で、教科書や学校の指導方法や、家庭や、塾以外のところに問題があって、自分たちはどうすることも出来ないような感覚に陥ることが、とても多かったと思います。
何しろ丁寧にすればするほど、(当時はそう自己満足していたのです)かえって状況は酷くなり、当然、結果を出せない塾に人が集るわけもありません。原因がまったくつかめないのですから、オーソドックスに考え付くことは問題の量を増やすことです。当時は、今とはまったく正反対の方法を必死で、試そうとしていました。練習問題を出来るだけたくさん解いてもらうため、似た問題を集めたり作ったりして、練習量を増やしていました。
 教科書が薄くなっただけでなく、練習問題が非常に少ないことが原因であると考えていました。
 例えば、小学校であれば、簡単な問題から、私立中学を受験するような問題まで、出来るだけ細かく分類し、その
一つ一つの練習量を増やせば能力が上がると勘違いしていました。しかし、それを試みた結果は、何度もニュースの中で取り上げてきた、思考方法のずれをどんどん酷くすることになったのです。私は、それでもずっと、教える側に問題があることに気づけないで来ました。当時は恐ろしく時間をかけて問題を作成し、とんでもなく丁寧に解説を繰り返し、挙句、その場では全部正解していながら、すぐに忘れてしまうように見える、まったく力の発揮できない子供たちの状況に、驚異を感じたのです。
 そしてますます強固に、外部に問題があると思いこんでいきました。
無意識に、悪気無く、別のところに問題があると、考えていました。
 にもかかわらず、「子供たちの能力には差が無い」ということを確かめたかったのです。

続く

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