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2012.01.05
No.110 『関係性の病 NO.3』

 人は、始めから不得意教科や苦手なことが存在していると思い込んでいます。私もたくさんのことに苦手意識を持ってきましたし、実際に克服できているわけではありません。
 しかし、そのほとんどは、これは出来ないと決めた瞬間があったのだと、思います。不得意教科と同様に、人間に対しても、この人間は嫌いだと決める瞬間があると思います。講師の中にも、好かれる講師と好かれていない講師に別れてしまいます。
 どの講師も自分では相手から嫌われているなどと考えておらず、冗談を言ったり、趣味の話についてきいてくれるから、好かれていると勘違いしているだけです。実際には心を開いて話を聞こうとしているわけではありません。勿論、講師が教えている子供に興味を示さないのは論外です。好かれていない講師は、正解するのかしないのかに、必死になって、子供がどんな思考で動いているのかを感じようとしていない場合がほとんどです。好かれる講師は、相手の表情や、動きから、その感性を受けとろうとしているはずです。
 ほとんどの教育関係者が、あたり前の繰り返し学習も、方法論だけであれば、子供たちの能力を引き出せない原因を作ることになるとは、考えないでしょう。指導する側が、目的意識を持たず、相手の能力を軽視して、出来ないところだけを強烈な訓練をして点数に結び付けようとしたとき、子供たちは指導者と、心の遮断をして問われている問題形式のみを覚えようとします。
 教えるのではなく、これを伝えるにはどうすれば良いのかと意識したとき、相手の感性が伝わってくるはずです。目の前にいる生徒が心を遮断するのは、指導する側が、意識を切ってしまっているのです。一見、行動しているので、単に今日は元気が無いとか、理解が悪いかのように、子供の側のせいにするのです。実際には、講師の側が相手の感性を受け止めていないのです。
 自分ではとても、単純であると思うような事であれば尚更、相手が混乱しているとは捉えず、動かない相手が、おかしいと捉えてしまいます。ありえない間違いを繰り返しているのに、単にミスをしていると、捉えたりもします。
 勉強についていけないと人から判断されたり、自分で出来ないと決めてしまった子供たちの多くが、とても感性が鋭く、指導する側の心に虚ろな部分があることを無意識に感じ取り、自ら遮断しているように思えます。
 
こんなことは知っているはずだとか、こんなことは理解しているはずだとか、こんな感覚で捉えているだろうとかいう、思い込みによる指導をするために、恐ろしい時間を費やしてしまうことが多いのです。大きさを捉えていないのに、角度を読ませ続けたり、発音がまったく出来ていないのに、英語の授業を繰り返したり、座標も捉えていないのに、二次関数の問題を解かせたりします。
 
相手の感性を受け止められる講師と、生徒が多く育つ土壌を作ること、それが、マザーアップルズのめざす、社会に役立つ塾作りとなると、信じています。

続く

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