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2012.03.15
No.003 『バードアイ学習法』(今なぜバードアイ学習法なのか 小学生算数)

 私たちは、小学校に入学する前のお子さんを含め、多くの小学生を観てきました。そこに、多くの問題点を発見し、またその問題を解決するには、どうすればいいかを発見いたしました。そして、今ここにバードアイ学習法をお伝えしなければならないと決意いています。
 日本の子どもたちは能力が下がったのではなく、
何も意識しなければ、せっかくある能力を活かすことが出来ない状況に追い込まれてしまうというのが事実でしょう。勉強が出来ないのは、努力が足りないからとか、勉強時間が足らないからだと、普通考えるはずです。しかし、私たちが観てきた子供たちの多くは、とてもまじめで練習も一生懸命で、お母さんの言うこともよく聞いているにもかかわらず、あるころからつまずいてしまいます。小学校四年生くらいから急に難しくなったとか、計算は出来るが文章題は出来ない、と言われる子どもたちです。実際、計算は出来ているように見えていますが、すでにここで、数という基本概念の捉え方がずれてしまっているのです。小学校の低学年で、数を量として置き換えて考える基本概念が身についている子は、計算だけでなく文章題も、どんな問われ方をしても答えることが出来ます。
 つまずいてしまう理由は、
数量の概念を身に付ける前に、計算プリントをたくさんやったことが原因です。つまり、計算プリントをやる時期を間違えると、その後の積み上げが、とても難しくなります。
 十までの数の概念を量として捉えるためには実際のものにたとえて、増えたり減ったり、数を量として感覚で捉えられるという基礎概念を身につける必要があります。そこで初めて、十進法を受け入れられる基礎が出来上がるのです。
 算数の文章題が出来ないのは、国語力がないからであるというのは、一理ありますが、すべてはそれが原因ではありません。
小学校の低学年ぐらいでは、文章題が出来ないのは、ほとんど間違いなく基本概念が身に付いていないことが原因です。数と同じように、図形の問題では、角度、辺、広さ、平行、直角などの形を捉える図形の要素の基本概念が入っていないことが原因です。
 もし、基本概念をいれずに計算訓練や文章題を解き続けた時、正解はするけれど、理解していないぼんやりとした状態に陥るのです。量が増えるという概念なしに足し算したり、十進法の概念なしに、小数の筆算をするようになります。
 文系の大学生は分数もできないとか、大学生の四分の一の学生が平均の意味もわからないという、話を聞いたことがありませんか。彼らは、分数の計算は出来ますが、分数の意味を捉える事ができていないのです。彼らが、この厳しい日本の社会で、就職に困ったり、社会で活躍できる大人になれるかと考えたとき難しい、ということは、言うまでもありません。
 基本概念と目的とするところまでを大空を飛ぶ鳥のような視点、鳥瞰(ちょうかん)でつなげることが必要なのです。

続く

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