何かを学ぶには、基本概念を身に付けた上にしか積み上げられないはずです。しかし、多くの子どもたちが、基本概念がぼんやりしているため、形を丸暗記してしまっています。
たとえば英語のテキストどおりのセンテンスが出題されれば答えられますが、それも構造を理解しているのではなく、センテンスをまるごと覚えてしまっているのです。同じ構造の文であっても、見たことがなければ作り出すことが出来ません。
こうした状況であれば、まず文法が分かっていないと考え、文法を勉強するはずです。そして文法問題をたくさん解けば良いと考えるはずです。しかし、ただ文法問題を解いても、文全体をみて解いているのではなく、選択する前の単語の形を見ているとか、問題傾向を覚えてしまいます。結局、構造を捉えることは出来ないのです。
この何年も子どもたちの状況を見ていると、このような思考で問題を解き続けている場合、どの教科も同じような思考で捉えるような癖が付いてしまいます。さてこのような子どもたちになぜ、バードアイ学習が有効なのかをお伝えしなければなりません。
このあと、いろいろな例を交えてお話を進めていきます。今回は、英語学習について、お伝えします。
マザーアップルズでは、外人講師による英会話を七年やっています。また中学生や高校生の定期テスト対策や、英検対策もやっています。
ここで、一般的な英会話スクールと同じように外人講師が、生の発音で会話を中心にレッスンすれば、子どもたちは英語を使うことが出来るようになる、という歌い文句の通り行けばよいわけですが、英会話スクールに通ったことがある方であれば、ほとんどの方がおわかりになると思いますが、日本にいて週に一回、長くて一時間くらいのレッスンでは、簡単には自由に使いこなせるようにはなりません。また学校の英語のテストと、英会話とは別であると感じている方も多いはずです。
小さい頃から英会話に通っていても、中学生になるので、そろそろ英語の塾にかわろうと思いますということも、よく聞きます。
マザーアップルズは、英語を学ぶ最初のレッスンで、まずフォニックスの勉強をします。英会話のレッスンでフォニックスを教え始めている学校は増えてきていますが、本当の意味でフォニックスの重要性について、理解している学校は少ないと思います。
母音だけで発音する日本語と違って、英語は発音が難しいという観念から、外人のレッスンが不可欠であると考えられます。それも一理ありますが、私たちが、フォニックスレッスンをおこなう理由は、英語を読んだり書いたり、単語を覚えるため、また、その後の構造理解には、フォニックスを覚えてから行うのと、そうでないのでは、大きく差があるからです。
高校生になって千語以上を記憶しなければ感覚で身に付けることの出来ないような、音のルールを先に身に付けることで、その後の積み上げが断然楽になります。つまり基本概念を先に身に付けることになるのです。
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